先週、壬生まなびべや初めての「子どもが先生の日」をしました!
私が子ども、子どもが先生。
子どもたちが作った問題を私が解いて、子どもたちが丸付けをする日です。百マス計算や足し算引き算に加えて、迷路や「◯◯はどっちでしょう?」と絵を選ぶ問題まで盛りだくさん。
一番難しかったのは、
「ど → つ → け → み → れ →ぶ →……」
とだけ書いてある問題。「何すればいいん?」と聞くと、このひらがな一文字を使ってしりとりを完成させるという問題でした。
「れ」から始まって「ぶ」で終わる言葉……全然思いつかない……。文章も二語つなげるのもOKにしてもらって無事に◯をもらったのですが、最後を「うどん」の「ん」でしめたら、そこが△になってしまいました。気をきかせたつもりだったのに……残念!!
どんな問題が出てきても、私が批評したり直させたりすることはしないと決めています。子どもたちは先生が出す問題に対してそんなことできないから。与えられた問題に対する答えを導き出すためにあーでもないこーでもないと考える。普段子どもたちがしていることを、私もします。
「めっちゃ難しい〜」「全然わからへん」とか言いながら解き方を教えてもらったり、わざと間違ったりはします。間違っているのに◯がついた時は、すかさずツッコミを入れます。
この日は、黒板のはてなも子どもたちに書いてもらいました。
ジャンケンで1回負けると-10点という迷路の中のイベントではなんと5回連続負けてしまい、「はい50点〜!」と子どもたちの嬉しそうなこと。頑張って100点をとると、花丸にちょうちょやらダイヤやら色々なおまけをつけてくれます。自分がしてもらって嬉しいことは、逆の立場になった時にやっぱりしたいと思うんですね。
問題を作るのは実は難しくて、たくさん頭を使います。なんせ白紙を前にゼロからのスタートですから。子どもが先生の日、私にとってもいい学びになりました。これから彼らが作る問題がどう変化していくのか楽しみです。